◆ 津波記憶石28号 宮城県牡鹿郡女川町

女川湾を望む海抜18m(津波到達地点)に『千年後の命をまもるために』からはじまる女川中学校卒業生のメッセージが刻まれております。
三本の足に支えられた玉石は『女川町の大切なもの、女川町の宝物』をイメージして前田耕成先生がデザインされました。


2011年3月11日 東日本大震災 女川町被害状況

発生日時  2011年3月11日 14時46分

震  源  北緯38度06.2分 東経142度51.6分 深さ24km

規  模  マグニチュード9.0 震度6弱

被害状況

人口       10,014人(2011年3月11日時点)

死者・行方不明者    827人

住家総数      4,411棟

被害総数      3,934棟

全壊        2,924棟

大規模半壊       149棟

半壊          200棟

一部損壊        661棟

 

◆ Designed by 前田 耕成

◆ 文字について

◆ Design Concept

女川町の大切なもの「たからもの」を「女川町のみんなでささえる」をイメージしました。                               

                    東北芸術工科大学教授・彫刻家 前田耕成

◆ 碑文

千年後の命を守るために

ここは津波が到達した地点です

もし大きな地震が起きたら

 この石碑より上へ逃げてください

逃げない人がいても

 ここまで無理矢理にでも

              連れ出してください

家に戻ろうとしている人がいれば

 絶対に引き止めてください

      女川中学校卒業生

 


◆ アクセスマップ